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御社の事業内容について教えてください。
我々の事業内容は、インターネット広告代理店で更に拡大する市場・顧客のニーズを背景に、事業規模や拠点に捉われず全国各地の企業へ、整備された営業体制とオペレーション体制の元、当社の強みである広告運用力とクリエイティブ力を活かすことで、手厚いフォローおよび費用対効果の高い効率的な広告効果を図り、顧客満足度の高いサービスを提供することです。
Qastを導入した理由はなぜですか?
会社を立ち上げた当初は、代表取締役西島と私の2名で、採用を急務で進めていました。採用に力を入れていたため、営業力ある恵まれたメンバーに入社していただいたのですが、業界未経験のメンバーもいました。知識や業務フローに対して分からないことが発生するのは必然の状態で、、人材育成の工数がどうしてもかかっていました。
最初は質問と回答をチャットやスプレッドシートで対応しておりましたが、そもそも疑問・質問を検索するのが難しかったり、画像や資料を共有するのもリンク先を張ったりと管理が煩雑に。活用も進まなかったので、「もっと簡単に質問ができて共有ができるツールはないか?」と探していたところ、Qastを見つけてすぐに使ってみようと思いました。

Qastをどのような用途で利用されていますか?
広告代理店としての業務フロー(受注から契約、アカウント開設までの流れ)がやや複雑になっており、それに対しての質問を投稿する事が多いです。
あとはインターネット広告業界で多岐に渡る媒体知識の共有ですね。未経験者が覚えなければいけない用語が多いので、テキストに残しておく事で何度も見返して覚える事ができています。
便利だと思う機能はありますか?
結論、Qastというツール自体が便利ですね(笑)。機能として挙げるとすると、タグで検索・ファイルのアップロード・画像貼り付けが特に便利です。
最近リリースされたメンション機能も凄く良いです。今後更に人員を拡大していく予定なので、回答者を指定して質問できるメンション機能は今後重宝していくと思います。

社内で定着させるために工夫した点はありますか?
工夫した点は2つあります。まず1点目は「造語を作ること」です。何か口頭で質問された時、あとで他の人が同じ疑問を持った時に検索できるように「キャスっといて」という造語を流行らせました。(※質問をQastに投稿しといてという意味) すぐに社内に伝染し、社員自ら「キャスっときますね」と言うようになりました。
Google検索する事を「ググる」と言うのと同じように、造語を流行らせる事でまずはツールの存在を覚えてもらう事を意識しました。
もう1点は「アウトプットの場としてQastを使うこと」です。正直、社員数が多くない段階で、質問したい人が目の前にいれば口頭で質問した方が早い場合もあります。それはそれとしてOKにして、口頭で質問した内容、回答してもらった内容を自らがアウトプットする場としてQastを使っています。どこかに残しておかないと、どうしても忘れやすい内容って多いと思うんです。人から聞いた内容を自分の言葉に置き換えてアウトプットすることで、社員の理解度が深まっているというのは感じます。
Qastを導入後に組織で起きた変化はありますか?
導入した時点では、正直、質問や疑問が多く、答えられるメンバーも経験者の2名しかおらず、工数は正直かかっていました。ただ2回目の採用が終わり、育成も2巡目したタイミングから、Qastの効果が少しずつ発揮されました。新人が質問したいポイント・つまづくポイントはやはり同じところである事が多く、Qastで検索すれば解決できる、という効果を得られるようになりました。特に業務フローにおいて、どのように仕事を進めればいいかわからない新人に対して、簡単なマニュアルとして見てもらっています。毎月新たに採用したメンバーが入社してくれる中で、何度も同じ質問に回答しなくてよくなっている点はお互いに助かっていると思います。

以上、導入の経緯や効果を率直にお話いただいた山田さんへのインタビューでした!
編集後記
新入社員が毎月のように入社される企業様では、回答者側の負担が大きいのでQastの効果を発揮してくれそうです。マニュアルを作成する時間はかけられないし、マニュアルを書いたところで、なかなか皆が見てくれない。そんな中、「キャスっといて」という造語を社内で流行らせるという工夫はまさに目からウロコでした。ツールの存在を忘れないようになりますし、まずはQastに投稿するという習慣付けにもなります。導入初期の企業様は、ぜひ参考にしてみてください!